カウンセリングを受けてADHDかはっきりさせたい
私が精神科や心療内科に行くのは実は始めてではなく、ちょうど15年ほど前にも鬱で通った経歴があります。都合2年半ほど通院して、多忙で通院や投薬が出来ず時間とともに飲まなくても問題なくなっていました。
全盛期は眠剤7錠、抗鬱剤2種、安定剤4錠を常用していました。
今回はADHDなので病気ではありません。これは障害なので取り組み方が根本から変わってきます。なので極力安定剤や睡眠薬は飲まないように決めて診察の予約を入れました。
カウンセリングで話を聞いてもらうということ
予約内容はカウンセリングと診察。町の病院なので検査は出来ない。検査機器がないと電話で告げられてそれを承認していました。
ただまあ、通院歴があると言っても今回は話が違うわけで不安もなければ鬱っぽくもなく寝られてるんですよ。
こんなん重がん患者の病室に良性ポリープが乱入するようなもんですよ。
ただまあ一つだけ大きな不安があります。これは多分ADHDを疑いだして診察を決めた立場の人間はみんなそうだと思います。
実はここが今後だけではなく今までの自分を振り返って救われるか否かの大きなターニングポイントなんです。
おっさんはADHDか、違うのか?
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ここでADHDについて余り詳しくない、または興味本位で読んでる方はADHDじゃなければいいけど…と思うことだと思います。ADHDと下された日から障害者であり非定型でになるんです。
ここは大きな岐路ですが、ここまで来たADHD疑いの人間はADHDと診断されればいいが…という気持ちがとても大きいです。
何故ならADHDじゃなければ今までの自分は役立たずの全方位でただの無能になるんです。これまでの数々の失態、先延ばし癖、時間感覚のなさ
すべてがだらしないだけの人間となってしますんです。
ADHDと診断されるだけで障害なら仕方ないという明るい気持ちで向き合う一歩になります。
しかしだからと言ってADHDと診断される様に欲する行動で診察に向かのは絶対良くありません。診察に行くのは結果はどうあれ今後を決める指針だと位置づけた方がいいです。
素直にカウンセラーと話す勇気
人間初対面の人間と話す時ってどうしても構えて、少し自分を良く見てもらいたいという気持ちが出てきます。ただこれから自分の障害と向き合って行く大きな足掛かりなので全部素直に話すこと。
ただADHDの場合親もADHDの可能性があるのと幼少の頃から遡ってADHDの子だったかという事は診察に組み込まれていますので、見えを張ったりはできません。
私の様に親が大阪にいる場合は仕方ありませんがその場合でも妻や子供、恋人を呼ばれる事もあります。
子供の頃って凄く大事なのはADHDは大人になってから後天的に出ることは少ないのは過去記事で説明しましたが、
脳の伝達物質と器質の障害なので後天性は少ないんです。
自分がADHDだとして一番辛いのはなんですか?
待合室に入ると町医者にしては綺麗で新しい設備が多くありました。だからといってこの病院が辺りとは限りません。精神科は何年も通って医師の偉大さが分かるかクズだと分かるかなので時間を掛けた博打になります。
すぐに名前を呼ばれて面接室に入ると、小川菜摘を丸くしたような優しそうなカウンセラーが相手してくれました。こういうのは女性の方がみんな心を開きやすいし。
三木のり平みたいなおっさんが出てきても嫌じゃないですか。
そこで談笑を交えながら話す。幼少の頃はどんな子だったか
成績はどうだったか
学歴、職歴、一番楽しかった思い出、辛かった思い出
今の仕事、生活。
なぜADHDだと思うようになりましたか?と聞かれてこのブログに書いたことを伝えて
なぜ診察しようと思いましたか?と聞かれてネットのテストではADHDと出ましたが素人判断ではなく本当の事を知りたくてと答えました。
本当の事を知るのは怖くないですか?と聞かれて少し考えてから、怖いです。ただこのまま社会と接する自信もないからこのままも怖いです。と答えました。
自身でADHDかも知れないと思ってから辛いことはなんですか?と聞かれて、
見た目にはなんの以上もなくぱっと見で単にトロい奴、単に頭の悪い奴と思われのは辛いです。ただそれ以上に、それが原因で会社に居辛くなって会社を辞めたいと言った時、みんなから理由も聞かれず、逃げるな、とかみんな仕事は嫌だという意見になり、
仕事のミスが多いのと、仕事が覚えられない、それで会社でみんなに迷惑をかけて場を悪くしているのが耐えられないと言うと
それは仕事が嫌でそうなる。という返ししかないのが本当にきついですね。
と言った途端鼻の奥が痛いくらいツンときて泣きそうになりました。
カウンセラーからすると泣いてもいいですよなのかもしれませんがここで泣くわけにいかないんです。